チュチェの道に沿って進んだ唯一のWPK

基調報告

親しい友人の皆さん

私はまず、朝鮮労働党創立７５周年に際して白頭山偉人を贊える国際祝典組織委員会とインドネシア朝鮮親善文化交流協会の共同主催で行われるインターネット国際討論会「自主で勝利をとどろかす朝鮮」に参加された皆さんに深い謝意を表します。

今日、国際社会は集団的知恵と決断、努力で社会発展を促し、物質的富を創造する上で輝かしい成果を達成しながら繁栄する社会主義社会を建設していく朝鮮人民の導き手である朝鮮労働党へ大きな関心を集めています。

朝鮮労働党が歩んできた去る７５年は、自主の一途に朝鮮革命と世界革命を導いてきた歴史であります。

自主は朝鮮労働党が革命と建設において終始一貫して堅持している戦略的路線であり、勝利の旗印であります。

朝鮮労働党は、諸段階の革命と建設、世界の自主化偉業を指導する全過程で既存の理論と公式にこだわらず、ひたすらチュチェの道、自主の道に沿って力強く前進してきました。

人類は歴史のあらゆる挑戦の中でも社会主義原則を固守し、国際的正義と反帝・自主の旗を掲げて世界の平和と繁栄に大きく貢献している朝鮮労働党の自主政治に熱烈な共感を示しています。

私は、CIAによって殺害された南アメリカの偉大な革命家チェ・ゲバラが朝鮮を革命理論と実践の世界的なモデルであると贊えたことについて思い出しています。

この有名な闘士の言葉より高貴な称揚はないでしょう。

朝鮮労働党が今日、世界が驚嘆する人民の党、自主で尊厳高く自主で勝利する党として偉容を轟かしているのは金日成主席と金正日総書記、金正恩閣下の指導を離れて考えられません。

金日成主席は朝鮮労働党の創立者であり、自主時代の開拓者であります。

10代に早くから朝鮮の独立のために打倒帝国主義同盟を結成した主席は、革命の道を独創的に開拓するための闘争の中でチュチェ思想の真理を探究しました。

主席は朝鮮革命の主人は朝鮮人民であり、だれも朝鮮の独立を贈り物にしないという自主的信念を抱いて困難な抗日大戦を勝利へと組織・指導され、朝鮮解放の偉業を成就しました。

主席は抗日戦争時代に築いた組織的・思想的基礎に基づいて解放後わずか2ヶ月しか経たない１９４５年10月10日、チュチェ思想を指導指針とする朝鮮労働党を創立して自主時代の革命的党創立のモデルを創造しました。

主席の指導の下に朝鮮労働党は徹底的な自主の原則から出発してどの国の方式でもない朝鮮の現実と人民の利益にあう建国路線を提示し、朝鮮に人民が主人となる自主独立国家を建てました。

朝鮮労働党は国防建設とその強化発展に優先的に力をいれ、歩兵銃と原子爆弾の対決とも言える苛烈な朝鮮戦争を確固たる決心と決断性をもって勝利へ導くことによって民族の自主権と尊厳を守りました。

朝鮮がいかなる経済的波動や制裁、圧力にも揺るがない自立的民族経済と発展した科学技術、いかなる強敵も打ち勝てる自衛的国防力をもつ社会主義強国になったのは朝鮮労働党の徹底的な自主政治を抜きにして考えられません。

朝鮮労働党の自主政治の土台には人民に対する熱烈な愛と絶対的な信頼があります。

金日成主席は朝鮮労働党を導く長い間、いつも人民とともにおられながら人民の要求と意思を政策に反映し、人民が幸せで文化的な生活を享受できるようにすべてを捧げられました。

外部勢力によって分裂された民族のために金日成主席は、朝鮮を自主的に、平和的に、民族の団結した力で統一すべきであるというもっとも正当な統一路線を示され、大様で主導的な措置を講じて朝鮮統一の新しい局面を切り開きました。

いまから40年前に主席が提示した高麗民主連邦共和国創立方案こそもっとも公明正大な統一方案であるために世界の進歩的人類の全的な支持と共感を呼び起こしています。

金日成主席は世界革命を自主の道へ導いた政治元老でありました。

主席は自主、平和、親善の理念のもとに朝鮮半島とアジア、世界の平和守護を志向する国々との親善・協力関係を一段と拡大・発展させていきました。

世界の自主化に関する戦略・戦術を示し、反帝・自主へ進む国と人民を物心両面に支援し、非同盟運動史に特出した寄与をされた金日成主席の業績は万民の心に刻みつけられています。

金正日総書記は精力的な思想・理論活動と革命的実践で朝鮮労働党を民族の自主権と尊厳を守り、世界の正義を実現していく導き手として強化・発展させた朝鮮労働党の永遠な総書記であります。

金正日総書記は、金日成主席が創始したチュチェ思想を党建設と党活動の変わらない指導思想として掲げるようにしました。

金正日総書記は帝国主義連合勢力の圧殺策動によって朝鮮人民に厳しい難関が重なっていた１９９０年代の中葉から最期まで先軍指導で国と人民の運命を守り、朝鮮を世界の政治に大きな影響力を及ぼす自主の砦に輝かしました。

金正日総書記の指導により党の指導体系が確立し、一心団結がさらに強化され、経済建設と国防建設で世界を驚かせる出来事が次々と成し遂げられました。

私は数年前に南朝鮮の元海軍将校に会ったことがありますが、自分は金正日総書記を軍事戦略家として高く敬慕していると私に言いました。彼は金正日総書記に対して何の敵意ももっていませんでした。

金日成主席の以民為天の思想と崇高な人民観をそのまま体現した金正日総書記は朝鮮労働党を人民の運命を責任をもって見守る党、人民の絶対的支持と信頼を受ける人民の党として発展させました。

金日成主席の統一遺訓を体して金正日総書記は６.１５北南共同宣言と10.4宣言の発表で朝鮮統一偉業の明るい展望を切り開いています。

北南宣言に貫かれている基本精神であり、根本核心である朝鮮民族同士は今日も朝鮮統一の理念となっています。

金正日総書記は自主でもって世界自主化偉業が進むべき道を示した世界革命の恩人であります。

朝鮮労働党の主導的発起と努力によって発表された社会主義偉業を守り、前進させることに対する平壌宣言は世界の革命的党の共同の闘争綱領となっています。

一生涯自主の旗を高く掲げて朝鮮革命と世界自主化偉業に巨大な業績を築き上げた金日成主席と金正日総書記はチュチェの太陽として世界の進歩的人類の心の中に生き続けています。

朝鮮労働党は先代の指導者たちの思想と偉業をそのまま継承した金正恩閣下によって勝利と繁栄の新しい時代を切り開いています。

金正恩閣下は現代のもっとも優れた思想理論家であります。

金正恩閣下はチュチェ思想を金日成ー金正日主義と定義づけ、朝鮮労働党の最高綱領と宣布し、先代指導者が開拓した社会主義偉業を勝利へ前進させることができる道を示しました。

金正恩閣下の思想理論活動によって朝鮮革命の戦略がせん明され、自強力第一主義路線、正面突破戦をはじめ社会主義強国建設の戦略的路線が示されました。

時代の変遷と複雑多端な情勢の流れの中で朝鮮統一と自主的な世界を建設するために提起される理論的実践的問題を明かにした金正恩閣下の思想理論の業績は世界の平和愛好人民を驚嘆させています。

金正恩閣下は自主的信念と無比の胆力で帝国主義者の孤立・圧殺策動を粉砕しながら朝鮮革命を勝利へ導く卓越した指導者であります。

金正日総書記の逝去後、朝鮮民主主義人民共和国に反対して行われた帝国主義連合勢力の圧力と制裁策動はかつてその類例のないものでありました。

朝鮮人民軍隊が無敵の革命強軍として威容を轟かし、主体的戦略兵器が連続的に開発され、経済分野で奇跡が次々と創造されたことは金正恩閣下の献身の賜物であります。

金正恩閣下は人民第一主義の政治を施している慈愛深い人民の指導者であります。

金日成主席と金正日総書記をいただいたように人民をいただくというのが金正恩閣下の崇高な人民観であります。

金正恩閣下は朝鮮労働党が人民の利益と便宜を最優先、絶対視し、社会のすべての富を人民の福利増進にまわし、人民が最上の文明を最高の水準で享受できるようにするための闘争を精力的に指導しています。

金正恩閣下の人民観は、祖国の将来を担う青年たちと新しい世代に熱い愛情と恩恵をめぐらしていることでも表れています。

全国の至る所に子どもたちの宮殿と世界的水準の新しい通り、人民のための現代的な医療サービス施設、文化厚生施設が建設され、朝鮮労働党の重要会議が頻繁に行われて人民の福利のための問題が討議されることをはじめ近年に達成された成果は人民のための活動を第一国事としている朝鮮労働党でなければ実現できないものであります。

今日朝鮮人民は朝鮮労働党を絶対的に支持し、信頼しており、チュチェの社会主義は朝鮮人民の生命、生活となっています。

国の統一を外部勢力に頼らず、朝鮮民族が責任を持って全民族の力をあわせて自主的に実現するのは朝鮮労働党が打ち出している変わらない統一路線であります。

先代指導者の祖国統一思想を完璧に体現している金正恩閣下は崇高な民族愛をもって統一偉業実現の新しい時代を切り開いています。

今日世界の進歩的人類は社会主義の旗、反帝・自主の旗を高く掲げて自主性を擁護する各国の人民と団結して世界の自主化偉業を勝利へ導いている敬愛する金正恩閣下を21世紀の太陽として贊えています。

金正恩閣下をもう一人の白頭山偉人として高くいただいているのは朝鮮人民だけではなくわれわれ世界の進歩的人民においても大きな光栄と幸せであります。

親しい友人の皆さん、同僚と同志の皆さん、

白頭山偉人の革命的な生涯と革命業績を贊え、彼らの思想感情と指導を永く伝えようということは正義と平和を愛し、自主性を志向する各国の人民の一致した気持ちであります。

私は今回の討論会が白頭山偉人を尊敬している人民の熱い心と金正恩閣下の指導の下に朝鮮は必ず繁栄する社会主義強国を打ち立てられるという期待と確信を表明する重要な契機になるであろうと信じつつ、討論会に参加された皆さんに改めて謝意を表する所存です。

成功への道はいつも困難で、一部は落後者になることもあります。

われわれは、彼らを残したまま行ってはならず、助け合いながら旅をともにしなければなりません。

逆境を乗り越え、より堅い決断力を発揮していた白頭山偉人と朝鮮労働党の優れた指導について思い起こすとわれわれの闘いは完遂されるまで続けなければならないというより大きな力を与えられます。

朝鮮は一つであり、朝鮮人民は一つの民族であります。

われわれは、人種差別と搾取、紛争のない世界でどこにも拘束されない経済的自立を成し遂げ、朝鮮の統一を支持しなければならない。

朝鮮は自主で引き続き勝利をとどろかすでしょう。

ありがとうございます。