朝鮮労働党の指導下、社会主義強国建設偉業完遂のための闘いで朝鮮人民が成し遂げた成果についてと、日本朝鮮学術教育交流協会の朝鮮の自主的統一を支持し在日朝鮮人の民族権利と人権

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日本朝鮮学術教育交流協会

会長 藤野 正和

創建以来、75年間にわたり、前代未聞の試練と挑戦の中でも、自主路線を変わりなく堅持して、朝鮮を勝利と繁栄の一途へと導き、常に人民と苦楽をともにしながら人民のために滅私服務することで朝鮮人民の絶対的な支持と信頼を受け、さらに世界の進歩的な人民の尊厳と賛嘆の対象となっている朝鮮労働党に心からの敬意を表します。

世界のどの政党とも比べられない朝鮮労働党の高い権威と特出した指導力は、朝鮮の指導者である金日成主席と金正日総書記、金正恩委員長の優れた指導の輝かしい結果であり、心から尊敬するものです。

コロナウイルスの世界的な蔓延の中で、安倍晋三政権のコロナ対応は迷走を続け、安倍晋三はついに政権を投げ出し退陣する。この間、安倍政権の行った悪政の数々の中でも最悪のものが在日朝鮮人·民族教育に対する度重なる差別である。

朝鮮半島を植民地支配した日本によって、朝鮮の人々は名前·言葉·文化·民族性を奪われた。1945年8月15日、日本の敗戦によって朝鮮の人々は奪われた言葉·文化·民族性を取り戻し始める。日本にいた在日朝鮮人も自らの子弟に民族の言葉·文化を取り戻させるために当時在日朝鮮人が居住していた日本各地に「国語講習所」を設立し、教育を始める。これが朝鮮学校·民族教育の原点である。この働きは瞬く間に各地に広がり、朝鮮学校が次々と設立され、その数は日本全体で500校を越えたといわれている。こうした朝鮮人の思いに対して、敗戦後の日本人·日本政府はどのような対応をとったのか?

連合国軍(アメリカ軍中心)の占領下にあった日本では日本国憲法が制定され、教育基本法·学校教育法に基づく教育が実施された。戦前·戦中の軍国主義教育を脱し、民主教育がが標榜された。しかし朝鮮学校の民族教育に対して、日本政府は1948年、「GHQの指令」を受ける形で各都道府県に「朝鮮学校閉鎖」を命じた。各都道府県では警官隊を出動させ、東京では朝鮮学校の多数の校長が逮捕検束され、大阪では警官に少年が射殺されるなどの中で「朝鮮学校閉鎖」が強行された。その理由は「朝鮮人が日本にいる以上、日本国憲法·教育基本法·学校教育法に従うのは当然だ」という理屈であった。

この結果、1949年12月~1955年3月までの間、東京では朝鮮学校はすべて都立となり、民族教育は否定され正課の授業はすべて日本語で実施された。

このように、日本は敗戦後も朝鮮を植民地化し皇民化政策で朝鮮の人々から民族性や名前や言葉を奪ったことを反省もせず、在日朝鮮人が奪われた民族性を取り戻そうとする営みを平気で抑圧してきた。そして、これは今でも全く変わっていない。

日本画30年以上にわたる植民地支配·差別政策を反省しているのなら、朝鮮学校の行っている民族教育は、最も日本政府が支援しなければならない。しかし「高校無償化」が始まって10年、本来「すべての子供たち」に教育を受ける権利を保障するために始まった制度だったんが、朝鮮学校は指定を保留され、個別の審査に回され放置された。そして第二次安倍政権が発足した直後の2012年来、当時の下村文部科学大臣が「不指定の方針」を表明し、審査中にもかかわらず「朝鮮学校を対象とする規程」を規則から削除し、除外を通知し、再審査を不可能にする暴挙を強行した。そして幼い乳幼児を対象にした幼保無償化からも排除、コロナ禍の学生支援からの朝鮮学校は除外された。 政府が排除·差別を公然と行い、裁判所がこれを追認する。このような排除·差別の拡大(国家ぐるみのいじめ)が許されてよいわけがない。日本が朝鮮半島を植民地にし、朝鮮の人々から民族性を奪おうとした厳然たる事実、その事実と正面から向き合いこれを克服することなしに現代の社会をよくしていくことはできない。(アメリカのアフリカ系アメリカ人をめぐる現代の問題が過去の奴隷制度とそこから生まれた差別と切り離せないように)

私たち日本朝鮮学術教育交流協会は日本全国の小学校·中学校、高等学校に勤務する教職員を中心に結成され、会員たちは各地でそれぞれ日朝友好活動や朝鮮学校との教育交流などを行っている。東京では2月、都内の朝鮮学校を会場に「日朝教育交流の集い」を実施し、今年の2月で第46次となった。

日本朝鮮学術教育交流協会の主催する「日朝教育シンポジウム」は、昨年度の群馬集会で第21回となった。各地の会員の取り組み交流と学習の場であり、日本教職員組合·在日本朝鮮人教職員同盟と共催する最重要の会議である。かつては東京で実施していたが、現在では全国各都道府県の朝鮮学校を会場に授業参観(日本人教員による朝鮮学校生徒への授業も)·生徒公演参観·全体会·分科会と多様なプログラムで朝鮮学校の民族教育の実情と課題を探り、問題解決へ向け皆で検討するとても有意義な行事となっている。シンポジウムに参加し朝鮮学校の教育に初めて触れ、その課題や意義について理解し、ともに取り組んでいる若い教職員も増えている。(近年の会場県=2019群馬·2018広島·2017千葉·2016東京)。なお2020年は北海道で開催を予定し準備を進めていたがコロナウイルスで中止という決断をせざるを得なくなった。

私たちは、日本の各地域での在日朝鮮人の民族教育を守り抜いてきた朝鮮学校への理解者·協力者を拡大し、朝鮮学校の先生方·オモニ会·アボジ会·朝鮮総連の皆さんとも力を合わせて、各地の朝鮮学校をそれぞれの地域社会の中で応援していく態勢を作っていきたいと考えている。

その活動の中で、朝鮮半島の自主的に統一する主役となり、真の日朝友好を作り上げる主役となる児童生徒たちが力強く育ってくれるよう私たちも応援していきたい。

朝鮮学校は、日本社会の宝である。

Abstract

The Achievement of Korean People in Building the Socialist Power under the Leadership of WPK and Activities of The Association of Academic and Educational Exchange between Japan and Korea to Support the Independent Reunification of Korea and Protect the National and Human Right of Korean Residents in Japan.

I sincerely express my regards to the Workers' Party of Korea who has led the Korea along the road of victory and prosperity with holding the line of independence under the unprecedentedly difficulties and challenges for 75 years since its founding, who has been absolutely trusted and supported by people while sharing joys and sorrows with people and serving all for people, moreover, who has been respected and admired by the world progressive peoples.

The high prestige and remarkable leadership ability of WPK is the brilliant result of outstanding leadership of President Kim Il Sung, General Secretary Kim Jong Il and Chairman Kim jong Un.

I highly respect  President Kim Il Sung, General Secretary Kim Jong Il and Chairman Kim jong Un from the bottom of my heart.

During the 30-year Japanese colonialism, Koreans were deprived their names, language, culture and nationalities by Japanese imperialists.

Japan, after its defeated, forcefully locked out the Korean schools in Japan which were established for Korean national education and even today, their distinction policy on the Korean school in Japan became more opened.

We ,  the Association of Academic and Educational Exchange between Japan and Korea are teachers and officers in primary and secondary schools throughout Japan and our members are running the activities for Japan-Korea friendship and educational exchanges with Korean schools.

We shall extend the ranks of fellows and cooperators for the Korean school and support them in this society with the teachers of Korean schools, Mothers' Society, Fathers' Society and General Association of Korean Resident in Japan.

Through those activities, we will encourage pupils and students who will be main force for reunifying the Korean Peninsula independently and for establishing the genuine friendship between Korea and Japan.